#topicpath * Group Epsilon [#e1f1e418] 2012 年, [[M3Aleph 2012>http://kymst.net/aleph2012/aleph2012.html]] というイベントが kymst 氏を発起人として開催されました. このイベントの趣旨は, これから学問の扉を叩く若者に "学問とはなにか?" と問いかけることでした. 継続するイベントは 2014 年にも [[Aleph 2014>http://kymst.net/aleph2014/aleph2014.html]] という形で開催されました. その際, このようなイベントよりも小さな規模で活動できる集団があるとよいのではないかという議論があり, その結果として kymst 氏を中心とした小さな集団が立ち上がりました. この集団が Group Epsilon です. Group Epsilon という名前の由来は, "小さな" Aleph の "小ささ" を慣例的に微小量を表す epsilon で表すという, いわばダジャレのようなものでした. 一方で, epsilon は学知を意味するギリシア語 ἐπιστήμη (epistḗmē) の頭文字でもあります. Group Epsilon は "任意の学知について (for any epsilon)" 理解や見識を深め, さらなる若い世代による学知の探求を啓蒙していくための集団です. 現在の主な活動内容は, Group Epsilon Meeting と big epsilon = Aleph の開催です. また, 若手メンバーによる勉強会も頻繁に行われています. また, 電子ジャーナル [[Acta Epsilonica>GrpE/journal]] の発行を準備しています. 現時点で扱う領域は数学と物理学が中心ですが, 今後は他の領域にも足を踏み入れていくことでしょう. 現在の運営メンバーの紹介は[[こちら>GrpE/CEC]]をご覧ください. この運営メンバーを中心とした各々の参加者が意識を高く持ち, 自発的に Group Epsilon の運営を行ない, さらなる発展を目指しています. ** Contents [#d75ef6a2] #contents ** Mailing List [#of420558] Group Epsilon の情報交換には mailing list (epsilon@ml.kymst.net) が用いられています. 入会希望の方は info@ml.kymst.net まで以下の内容をご連絡下さい: - 氏名 - Handle Name (氏名の雰囲気を残すものに限ります) - 現所属 - 学年 (学生の場合) - 興味のある分野など - Group Epsilon に期待すること ** 今後の活動予定 [#i32ed9c4] *** Group Epsilon 2016 5th Meeting [#taf797b8] - 日時: 2016/09/15 13:30--17:30 - 場所: 小川町のどこか (Z 会ではありません. 詳しくは ML を) - 実行委員長: tetsu - 内容: -- 廣祥吾: TBA -- 山下弘一郎: 数学的構造と構造主義 --- Bourbaki を導きの糸として --- -- 久保田栄一: TBA *** Group Epsilon 2017 1st Meeting [#p4fbe1bc] - 日時: 2017/01/?? ??:??--??:?? (TBA) - 場所: TBA - 実行委員長: sumita, ykssk - 内容: -- 韮塚凌平: TBA -- 杉ノ内萌: TBA -- もう 1 人募集中です. 発表希望者は下記のメールアドレスまでご連絡下さい: -- Group Epsilon ML のメンバーの方: epsilon@ml.kymst.net -- Group Epsilon ML のメンバーでない方: info@ml.kymst.net *** Aleph 2017 / Group Epsilon 2017 2nd Meeting [#he012084] - 日時: 2017/03/?? ??:??--??:?? (TBA) - 場所: TBA - 実行委員長: takiwaki - 内容: 募集中です. 発表希望者は下記のメールアドレスまでご連絡下さい: -- Group Epsilon ML のメンバーの方: epsilon@ml.kymst.net -- Group Epsilon ML のメンバーでない方: info@ml.kymst.net ** 過去の活動記録 [#q6728dfc] *** Group Epsilon 2016 4th Meeting [#taf797b8] - 日時: 2016/06/26 (Sun) 13:30--18:00 - 場所: shinjuku - 実行委員長, 司会進行: 東京大学 修士 1 年 苅田裕也. - 内容: -- 13:45--13:50 東京大学 修士 1 年 苅田裕也. 開会の挨拶. -- 13:50--14:50 Columbia University 今秋入学 古澤えり. 建築設計の境界線 part 2 --- 超高層ビルは建築か ---. -- 15:10--16:10 早稲田大学 修士 2 年 篠田太郎. 合理性と実験経済学. -- %%16:30--17:30 Carnegie Mellon University 修士 1 年 林佑明. コンピュータで自然言語を“理解”する.%% -> cancelled //-- その後, 懇親会へ. (会場は 18:00 に完全撤収.) - パンフレットやスライド: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#k1f9199a *** Group Epsilon 2016 3rd Meeting [#taf797b8] - 日時: 2016/05/22 (Sun) 13:30--18:00 - 場所: shinjuku - 実行委員長: 早稲田大学基幹理工学部数学科 4 年 杉ノ内 萌 - 司会進行: 東京大学工学部電気電子工学科 3 年 隅田 圭 - 内容: SAe のメンバーによる発表と 新年度 SAe (SAGe) の紹介 -- 13:30--13:40 早稲田大学 4 年 杉ノ内. 開会の挨拶. -- 13:40--14:50 慶應義塾大学 2 年 新行内. 公開鍵暗号の仕組み. -- 15:05--16:15 東京大学 2 年 高原. ニューラルネットワーク: 人工知能の基礎. -- 16:30--17:00 国立天文台助教 滝脇さんによる特別講演. 大学における一般教養の役割: トピカとクリティカの観点から. -- 17:00--17:30 東京理科大学 2 年 韮塚. SAGe紹介. //-- その後, 懇親会へ. (会場は 18:00 に完全撤収.) -コンセプト: 昨年度 SAe として数学のゼミをしてきたメンバーが, そのゼミの経験を活かして, 自身が興味を持ったことを講演します. 本イベントを通して SAe の活動を広く知ってもらい, 次への橋渡しをしたいと考えています. -補足: SAe (SAGe) については, http://kymst.net/index.php?GrpE%2Findex#d31c72b2 を参照. //- Epsilon メンバー以外の参加を歓迎します. ご興味のある方は担当の杉ノ内 (email: mone.s.math@gmail.com ) までご一報下さい. -当日配布資料やスライドなど: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#f6bf5c48 *** [[Aleph 2016 / Group Epsilon 2016 2nd Meeting>GrpE/Aleph2016]] [#ge1d6d18] - 日時: 2016/03/13 13:30--18:30 - 場所: Z 会新宿教室 //- [[実行委員用メモ>CEC/Aleph2016/ToDo]] - テーマ: 大学は象牙の塔か? 真の知性とはなにか?! - 内容 -- 戸神星也: 情報科学のすすめ -- 隅田圭: 半導体から学ぶ電子回路の世界 -- 山下弘一郎: 19 世紀解析学研究 (1) Cauchy における無限小概念 -- 石川徹也: 制御理論のプロムナード 〜古典からポストモダンまで〜 - [[特設ページ>GrpE/Aleph2016]] *** Group Epsilon 2016 1st Meeting [#taf797b8] - 日時: 2016/01/17 13:30--17:40 - 場所: Z 会新宿教室 - 実行委員長: sugiken - 内容: -- Opening Address: Welcome, New Year 2016! ーWhat this year means for GrpE (... and for me)!?ー by 山下弘一郎 -- 等長地図が出来ないワケ by 韮塚凌平 (keywords: 曲面論, Gauss--Bonnetの定理) -- 整数がωに出会うとき 〜FLT(3)の証明〜 by 廣祥吾 (keywords: 初等整数論, 複素整数) -- 我々はどこから来たか -意識の定式化- by 苅田裕也 (keywords: 脳科学, 神経科学, 情報理論) - 詳細な programme (references も含まれています): &ref(grpE201601prg.pdf); - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#i15a4135 *** Group Epsilon 2015 4th Meeting [#ib8038e4] - 日時: 2015/09/06 (Sun.) 12:30--18:30 - 場所: Z 会新宿教室 // (Group Epsilon ML のメンバーでも Z 会会員でもない方は, 事前に info@ml.kymst.net までご連絡下さい.) - 内容: -- 12:35--13:35 建築の境界線 by 古澤 えり -- 13:35--14:35 瑕疵担保責任の法的性質論 ---実定法学の基礎から民法 (債権法) 改正まで--- by 佐々木 惟子 -- 14:45--16:25 私と ``心理学'' ---もうひとつの心理学--- by 臼井 東 -- 16:40--18:00 Free Discussion: 無限について //- 注意: 当日は会場の様子を映像として記録する予定です. - 詳細な programme: &ref(grpE201504prg.pdf); - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#s64959a5 *** Group Epsilon 2015 3rd Meeting [#kcaa4c1e] - 日時: 2015/06/14 (Sun.) 12:00--16:00 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 12:00--13:00 数の体系とトポロジー by 杉ノ内 萌 -- 13:00--14:00 ベクトル、線形形式、行列の不変式環 by 久保田 絢子 -- 14:00--14:10 休憩 -- 14:10--15:10 高分子の内部構造を探れ! 最適化モデルを用いた実験データの解析 by 田中 未来 -- 15:10--15:20 Group Epsilon の昨日、今日、明日 by 山下 弘一郎 -- 15:20--16:00 Free Discussion - 詳細な programme: &ref(201506grpEprg.pdf); - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#e01dbe26 *** Aleph 2015 / Group Epsilon 2015 2nd Meeting [#a9e49cb5] - 日時: 2015/03/15 (Sun.) 17:30--20:30 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 電気回路 --- マクロからミクロの世界へ by 深津 龍一 -- 科学哲学への招待 --- 電子は実在するのか? by 田中 大 -- 理論物理と計算物理から迫る超新星爆発のメカニズム by 滝脇 知也 - 特設ページ: http://kymst.net/aleph2015/aleph2015.html - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE/archives#z50e2a0d *** Group Epsilon 2015 1st Meeting [#a32db9fb] - 日時: 2015/01/18 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 多様体のトポロジー by 杉ノ内 萌 -- 引力なしの凝縮 "Bose-Einstein condensation" by 苅田 裕也 -- 「科学」と「デザイン」と「世界観」の随想 by 久保田 栄一 - 詳細な programme: &ref(201501prgmNew.pdf); - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#j0255c1b *** Group Epsilon 2014 3rd Meeting [#n0181b89] - 日時: 2014/09/07 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 対称性と保存則 by 杉浦 健一 -- 点集合論的位相幾何の幕開け: Cantor 1872 年論文について by 山下 弘一郎 -- 「科学」と「エセ科学」と「科学的問題解決」 by 吉井 弘和 - 詳細な programme: &ref(201501prgmNew.pdf); - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE%2Farchives#k0d0632b *** Group Epsilon 2014 2nd Meeting [#b78af2f2] - 日時: 2014/05/24 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 電磁気学へのベクトル解析の応用 by 深津 龍一 and 杉浦 健一 -- 実数のつくり方?? 連続とは何か。 by 上田 華乃子 -- 微分形式入門 by 杉ノ内 萌 *** Aleph 2014 [#t67b2626] - 日時: 2015/03/16 (Sun.) 17:30--20:30 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 代数幾何学 --- 平面曲線の特異点解消について by 久保田 絢子 -- 情報科学のすすめ --- アルゴリズムと計算量理論入門 by 戸神 星也 -- デザインという世の中の把え方について by 久保田 栄一 - 特設ページ: http://kymst.net/aleph2014/aleph2014.html - 当日の資料など: http://kymst.net/index.php?GrpE/archives#u87db547 *** Group Epsilon 2014 1st Meeting [#z6ce6d37] - 日時: 2014/01/19 - 場所: Z 会新宿教室 - 内容: -- 知識と知恵 by 滝脇 知也 -- 端末との付き合い方 by 山下 弘一郎 ** SAGe (旧名: SAe) [#d31c72b2] SAe (Seminaire Analyse de EPSILON) とは, Group epsilon メンバーによる数理系セミナーのことです. 2013 年度は Group epsilon がなかったので SAe という名の下では行われていませんでしたが, そのセミナーがもとになって SAe は作られました. 今まで行ってきた主なセミナーは, 大学 1 年生向けの「数学書の輪講」です. 2016年度より, SAGe (さーにゅ) に改名しました. *** 2013 年度 [#sac40f95] kymst 氏のもとに大学 1 年生が集まって, 多変数の微積分やベクトル解析に関する数学書の輪講を行いました. 主に扱った本は - M. Corral. Vector Calculus. Available at the author's homepage - A. E. Taylor and W. R. Mann. Advanced Calculus. Wiley. です. *** 2014 年度 [#n4245f5f] kymst 氏と 2013 年度のメンバーにより, セミナーが開催されました. 内容は多変数の微積分であり, 本は - M. Spivak. Calculus on Manifolds. Addison-Wesley です. 輪講の傍ら, 2013 年度メンバーによる lecture が行われました. 内容は「曲線と曲面の微分幾何」や「相対論入門」などがありました. *** 2015 年度 [#r8e2a0b7] mone をはじめとするチューター 3 名 (それぞれの所属はB3数学, B3物理, B2物理) のもと, 4 名の大学 1 年生と常微分方程式論のセミナーをしています. 本は - V. I. Arnold. Ordinary Differential Equations. Springer. English translation by Russian. です. *** 2016年度 [#daa7223e] sumita をはじめとするチューター 2 名(所属はB3電気, B2数学)のもと, 2 名の大学 1 年生と 1 名の大学 2 年生と力学系のカオスのセミナーをしています. 本は - K. Alligood, T. Sauer, J.A. Yorke. CHAOS: An Introduction to Dynamical Systems. です. メンバー募集中!!! SAGe の説明は Aleph で案内をしましたので, その時のスライドをご覧ください: &ref(sage.pdf); お問い合わせは, sumita (sumitak0526@gmail.com ) までお願いします.